神田の路地は
   月と情けと
     おらがそば



そばは北海道十勝産の地粉、うどんは上州産の地粉を丹精込めて打っております。
酒は旬の野菜を選ぶように一滴ひとしずく 吟味して取り寄せています。

ご来店、ご予約をお待ちしています。


2011年07月06日

福島 鈴木酒造店の磐城壽の話

アガパンサス


ごぶさたしております。
むら治屋のおやじでございます。

 

福島から嬉しい話が届きました。
3月11日の東日本大震災で地区全体が津波にさらわれた福島県浪江町請戸地区にある鈴木酒造店の磐城壽(いわきことぶき)があらたな一歩となる酒を仕込んでおります。

テレビで蔵ごと流されて行く映像を見た方もいらっしゃるのではないでしょうか。
鈴木酒造店は蔵も母屋も酒も、あの日の津波ですべて流されてしまったそうです。
更に、浪江町は原発事故の避難エリアで立ち入ることのできない街ですから、酒造りは無理なんだろうな・・・と残念に思った人も少なくないとおもいます。
ところが!
鈴木さんは生まれ育った浪江町のため、また漁師に愛されてきた酒を地区復興と離れ離れになった町民の絆のためにと、酒仲間に助けられながら南会津の蔵元のタンクを借りて酒を仕込んでおります。
蔵付き山廃酵母が、今年1月に分析に出した県の技術センターで冷凍保存されていることが分かったことも酒造り復活への大きな後押しになったそうです。
すごいです・・・!強いです!奇跡ですね。
この話を聞いた時、胸が熱くなったり震えたり、言い表せない気持ちになりました。
7月半ばには出荷される予定だそうです。
酒販店には予約をいれてあります。
一本でも手にいれて、皆さまとすこしずつでも味わいたいですね。
とても楽しみです。
入荷しましたら、またお知らせいたします!


この暑さの中で大規模な節電がはじまりましたね。
熱中症にはとくにご注意を!
お酒以外の水分もたっぷりとって暑さを乗り切りましょう!


皆様のご来店、ご予約を心よりお待ちしております。
ご来店の際は、「ブログ(ミクシィ)を見てきた。」と店主にお告げください。
店主とブログ担当者が大喜びします。(笑)(´▽`)ノ


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2011年06月12日

甲子 純米酒 復興おうえん酒入荷しました。

甲子(きのね) 純米酒 復興おうえん酒


むら治屋のおやじでございます。

先週、梅雨の合間の日差しのなかで紫陽花葉っぱの上にまどろむかたつむりを発見。
そう言えば昔 かたつむり のラベルの酒があったなぁ…なんておもいながら酒の仕入れにむかいました。
その仕入れ先で一本の酒と出会いました。

千葉県 印旛郡酒々井町にある飯沼本家の『甲子(きのえね) 純米酒 復興おうえん酒』です。
東日本大震災の津波で甚大な被害をうけた千葉県旭市の飯岡海岸を「がんばっぺ!」と応援するために造られました。
旭市在住の版画家 土屋金司さんによる被災前の飯岡海岸の版画ラベルが力強く素敵です。

旭市は、カツオ・金目鯛・いわしなどの水揚げやヤマサ醤油・ヒゲタ醤油の生産で有名な銚子のそばに位置します。
千葉は私の第二のふるさと。
浦安市や我孫子市など各地で液状化の被害も激しいです。
風評被災にも負けないよう、小さな力ですが千葉を応援したいとおもいます。

がんばろう!千葉っっ!!

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土曜日の昼は空いていませんのでご注意くださいo(*_ _)oペコッ

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2011年05月20日

曙酒造「ハート天明」入荷しました。

天明 「ハート天明」


むら治屋のおやじでございます。
初夏のような暑さが続いていますね。
まだ冷房もいれずに自然の風でお客様にも我慢していただいております。ごめんなさい。
でもやせ我慢じやなく慣れると体がほっと一息ついてるみたいだなぁ…。

前回ブログで紹介した、日高見の希望の光(05/15 日高見 震災復興純米酒 希望の光)は好評の内に完売で次のタンクの絞り待ち状態です。
勿論予約しましたよ。
入荷した際には必ずお知らせいたしますので、楽しみに待っていてくださいね。


そしてまた災害の悲しみ中から、酒の神バッカスが作ったような思いもかけない酒が手に入りました。
福島県の曙酒造の『ハート天明 I LOVE FUKUSHIMA』てす。
この酒についてもテレビなどで取り上げられていたので、ご存知の方もいるかもしれませんね。
東日本大震災で曙酒造も被害を受けたそうです。
蔵の中にはおびただしい量の割れたビンが散乱していて、その山の中から無傷の瓶も見つかりました。
しかしラベルが貼っていなかった為、どれが純米か大吟醸か純米吟醸か熟成酒か分からない状態で、悩んだ末、栓を開けタンクに出し、一度火入れしたお酒なんだそうです。
1本につき600円があしなが育英会に寄付されるという造り手の深い思いもこもった酒です。
ハート天明と名付けられた酒のラベルは赤いハートの中に福島県の形があります。
「がんばっぺ ふくしま」の言葉と一緒に胸にしみます。
味はほんのりした酸味にしっかりした旨味。複雑な味わいのおいしい酒です。
大阪泉州の水なすの丸漬が合いますよ!
是非、飲んでみてください。

来週にはいよいよ夏酒が入りますので、どうぞ楽しみにおまちください。

皆様のご来店、ご予約を心よりお待ちしております。
ご来店の際は、「ブログ(ミクシィ)を見てきた。」と店主にお告げください。
店主とブログ担当者が大喜びします。(笑)(´▽`)ノ

共に頑張りましょう!福島っ!!東北!関東!!ニッポン!!

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2011年05月15日

日高見 震災復興純米酒 希望の光

ひかり

こんにちは。
むら治屋のおやじででございます。

今日は、私がとても感動した、宮城県石巻にある平孝酒造の酒『日高見 震災復興純米酒 希望の光』をご紹介します。
テレビ(ミヤネ屋等)やラジオ、週刊誌や雑誌等、様々な媒体で取り上げられている酒なので、ご存知の方も多いかもしれません。

この酒に出会ったのはゴールデンウィーク中。
自宅近くの居酒屋に紹介してもらった酒屋の店長さんが、奥から持ってきて薦めてくれたものでした。
5月9日にお店に出して以来、3本入荷しましたが一瞬で完売。
大変評判の良い酒です。

味は思ったよりも酸味が少なく、しっかりとした旨味がたっぷりあり、あればまた飲みたくなるような魅力的な味です。
災害のなか自分で生き抜いた酒の力強よさ優しさが伝わってくるんですよ。
飲んでくださったお客様も、思わずうなって、すごいという言葉しか出てこないようです。
裏ラベルに書かれた文章も、東日本大震災当時の様子が目に浮かぶようで・・・。
心が震えたので、平孝酒造の平井社長さんからブログに載せる許可をいただきました。

全文を載せさせていただきます。

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『日高見 震災復興純米酒 希望の光』

このお酒は、平成23年3月11日(金)の東日本大震災によって被災したお酒です。
純米酒を中心に、大吟醸や純米吟醸など、発酵中のお酒が被害にあいました。
震災直後、仕込み蔵は地震の揺れの激しさから、発行中のもろみ(お酒)がタンクから溢れ、床一面、白い絨毯を敷き詰めたのかと、錯覚するような情景でした。
溢れ出たもろみは霧状になり、辺り一面立ち込め、蔵の奥がよく見通せない状況で、目の前の光景を疑いました。
そして、溢れ出たもろみが発生している音なのか、今までに聞いたことがないような音が蔵中にこだまし、まるでもろみの悲鳴のようにも聞こえ、なんとも言えない恐怖感を覚えました。
建物のいたるところが壊れ、立ち入ることが困難になり、同時にライフラインが寸断し、発行中のお酒の管理ができなくなってしまいました。何の手だても出来ず、ただ、呆然と指をくわえて見守る日々が続きました。
一週間が過ぎても復旧の目処が立たず、発酵中のもろみの全廃を覚悟しました。
しかし、震災から二週目、電気など一部ライフラインの復旧などが重なり諦めかけていたもろみを、遂にお酒として甦えさせる日がやってまいりました。
ただ、放置している時間があまりにも長く、垂れ口から絞り出されるの酒の品質がとても心配でした。
しかし、我々の心配をよそに、そのお酒はとても力強く生命力にあふれ、我々に勇気と希望を与えてくれました。
本来の酒造りでは。いかに良い酒を作ろうかと凌ぎを削りますが、このお酒からは普段の酒造りでは味わえない感動を貰いました。

蔵の有る宮城県石巻市はこの度の震災で、壊滅的な被害を受けました。
勿論、弊社も甚大な被害を受けました。
しかし、被災した石巻市の惨状を見た時に、弊社は本当に生かされたのだと、強く感じるほか有りませんでした。
普段の生活では感じ得ない、感謝の気持ちを強く痛感させられ、造り酒屋として何か地域に貢献することはできないか、自然とそのような気持ちが芽生えてまいりました。
そして、この気持ちを大事にしたいと考えるようになり、この被災したお酒を震災復興集として販売し、少ない金額になりますが、売り上げの一部を義援金として、私たちの住む石巻市に献金したいと考えております。
また、我々が励まされた、このお酒を通りて、ご愛飲いただくすべての方々に希望の光をお送りすることが出来れば幸いに思います。

(株)平孝酒造 店主 謹白
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ほんの少し社長さんと会話できた時、
「しばらく酒を造ることはできないかもしれないけれど、今あるこのお酒を搾って出していくので、楽しんで飲んでもらえたらうれしい。」
そのようなことを言っておられました。
あまりに深く包み込むような声で、思わず涙が出そうになりました。

この酒は、今とても手に入りにくくなっています。
むら治屋でも1本ずつしか仕入れることができず、あっという間に売り切れてしまいます。
なので、なかなか出会えないかもしれませんが、もし他の居酒屋さんなどでも見かけたら是非飲んでみてください!
おすすめです!

月曜日に1本入荷する予定です。
酒屋さんに入ったら分けてもらえるように頼んであるので、また入荷したら必ずお知らせいたします。


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■5月の営業日について■
(変更になりました)

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2011年04月11日

酒への想い。私達に出来ること。

夜桜

こんにちは。
むら治屋の店主 大曽根勝洋です。
先週は風の強い日も多かったですね。
花曇りと荒れ狂う強風のなか散らされまいと頑張る櫻におもわず「ガンバレ!散るなよ」と胸の中で手を合わせてしまいました 。
懸命に咲く桜に、これからの日本をかいま見るのは私だけでしょうか。

東北と関東・甲信で起きた大地震から今日で1ヶ月が経ちました。

神田のおやじのお願いです。
被災地の蔵元の酒を飲んでください。
長年培ってきた伝統と蔵全体が一丸となり情熱をかたむけて絞った日本酒を楽しんでください。
壊滅的な被害を受けた蔵元も少なくありません。
私たちが今出来ることは被災地の日本酒をすこしでも多く飲んで蔵元の明かりになることだと思っております。
もちろん、当店でなくともかまいません!!
蔵元さんに元気になって貰いたいのです!!!
土曜日も何軒か酒販店を回り酒を注文してまいりました。
来店してくださった日本酒を愛する皆様も同じ気持ちの為か、入荷情報をブログに載せる前に品切れしてしまうこともありますが、店にある東北関東の酒と、それぞれの個性(風味)をご紹介します。


青森 八戸酒造 『陸奥八仙 特別純米』 
        *柔らかい味わいの中にどっしり芯の通った酒です。
青森 八戸酒造 『陸奥 裏男山 純米超辛口』 
        *辛さの中に米の柔らかさが味わえます。
青森 西田酒造 『田酒 山廃純米』 
        *初心者からベテランまでいける酒です。澗酒もいいです。

秋田 白瀑酒造 『濁り酒 ど 純米』
        *普通濁り酒は甘いものが多いですが『濁り酒 ど』は甘味を押さえてあり、
           ぬる燗も美味しいです。

宮城 新澤醸造店 『伯楽星 純米吟醸』 
        *繊細な柔らかさと隠された酸味が、お酒の美味しさを知り始めた方から
           上級者まで楽しめる酒です。
宮城 大沼商店 『乾坤一 純米吟醸原酒』 
        *みずみずしい甘みと酸味が肉料理にぴったりです。

山形  小嶋総本店 『洌(れつ)特別純米』 
        *きれいな飲み口でどんな食事にもあう食中酒です。 

福島 曙酒造 『天明 純米無濾過生原酒』 
        *おりがらみで酸の丸かが旨みをひきたてています。
福島 鶴の江酒造 『会津中将 特別純米』 
        *香りと味わいがシャープです。
福島 玄葉本店 『あぶくま 無濾過生原酒』 
        *一口飲んだ後うまいなぁ…といってしまうかも。
福島 夢心酒造 『奈良万 純米無濾過生』 
        *透明感のある味わいに山菜の天麩羅が合います。

栃木 (株)せんきん 『仙禽 純米無濾過生原酒』 
        *パワフルでソウルフルな酒です。

茨城 来福酒造 『来福 特別純米』 
        *一口で言うと本当の大人の酒かも。

長野 田中屋酒造 『水尾 純米』 
        *口当たりが柔らかく飲み飽きしない酒です。

***今週入荷予定(火曜日頃)***

岩手 株式会社南部美人 『南部美人』
宮城 千田酒造 『栗駒山』
千葉 飯沼本家 『一喜』        他

自宅近くのお世話になっている居酒屋さんが日本酒中心の花見をし、沢山人が集まり大変盛り上がったそうです。
私自身は行くことはできませんでしたが、その報告を聞きなんだかとっても嬉しくなってしまいました♪

日本酒は東北のみならず日本各地で愛され、作られています。
沖縄にはタイ米で作られた日本酒があったり、日本酒が作られていないと言われる鹿児島でも限定販売の酒があるそうです。
一生懸命造っている酒には、その土地土地の風俗と歴史が醸し出されています。それを味わうのも一興だと思います。
月並みな言葉ですが酒に歴史あり!!

長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。
小さな明かりも集まれば大きな光となることを神田の路地から祈りながら。

がんばろう!東北!
がんばろう!日本!

(話・文:むら治屋 店主 文・写真:ブログ担当 sao(清夏))

ハナサケニッポン
posted by むら治屋 at 16:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本酒の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする